地方切捨てに思う
最近住その土地に在住していない人々の声が、大きく取り上げられる様に成って来ていると思われます。現地には、現地の事情も有るはずです簡単にお金が掛るからと言って、公共事業を悪者にするのは、止めて欲しいものです。特に気に成った事は、マスコミ(一番がテレビ)の報道をうのみにする事です、危険です。田中知事が言っている様にゼネコン8割地元2割というのは、各都道府県によって違います。特に北海道では、地元の建設業者がほとんど仕事をしています。と言う事は、地元にお金が流れると言うことです、そして地元の雇用にも大変貢献していると言う事です。テレビの映像は、時には危険な方向へ持って行く可能性が有ります。一つ例を上げますと、十勝清水池田間50kmの北海道横断自動車道の映像を流して、リポーターが対向車が全く来ないですと言って現在作られている高速道路を無駄だと、決め付けています、そして日本で一番赤字率が高いと言って、あたかも道路建設が間違っている様な感を視聴者にいだかせています。しかし良く考えてください、清水池田間は、札幌釧路間のほんの一部にすぎません、全く暫定開通の道路なのです。高速道路は長距離の区間が開通して始めて有効利用される物なのです。その辺の事情も説明しないで一方的に批判した番組を流すのは映像のトリックだと思います。それと北海道には立派な道路が沢山有るので、お金の掛る高速道路は、要らないと言う意見が有りますが、北海道の市町村間は、本州に比べて遠いため国道、道道を知らず知らずスピードオバーで走ってしまいます普通の道を高速道路と勘違いして走っているので、高速道なんか要らないと言う意見が当たり前の様に出て来ます。その結果北海道は、全国一死亡事故が多いのです。毎年冬になると日勝峠では、スリップ事故が多発しています道央と道東の大動脈がこんな危険な状態だと言うことが前提に有ると言うことを知らせずに、ただ公共事業の無駄を強調したいが為に、十勝スカイロードを生贄にし、実態を知らない人々を洗脳した事は映像の持っている大変危険な面だと思います。常に報道が偏って居ないか考えて判断して下さい。必要な道路と必要でない道路の判断は簡単に他の地域の人間がするものでは、無いと思います。特に交通手段が便利な地域に住んでいる人々は、慎重に判断してほしいものです。